ゆうま「ペニ日記」

韻を踏むペニスによるLove & Penisと性教育。

MRJが中止になって思ったこと

すでに発表がありましたが、

 

3月29日(日)川崎のCLUB CITTA’で開催予定だった『MRJ ALLSTAR EPISODE-2-』が、

中止になりました。

 

ほんとに悔しい。

主催のMC派遣社員くんやMRJを楽しみにチケットを買ってた人たちはもっと悔しいよね...。

 

僕だけじゃなくてみんな悔しいのだから、

 

今は悔しさに耐えるしかないなと思い、

こみ上げてくる感情を、ふかーく深呼吸して、

なんとか、なんとか押さえ込んでいます。

 

 

でも僕が今回のMRJが中止になってしまったことを悔しいと思うのは、他にも特別な理由があります。

 

 

それは会場。

川崎の、CLUB CITTA’

 

 

川崎は、僕が育った地元。

RAPをはじめた2006年、高3の頃から、

川崎の大舞台、CLUB CITTA’

ずっと憧れをいだいてきました。

 

 

今でも忘れない。

CLUB CITTA’で開催されたUMB2006の決勝大会。

 

 

深夜イベントゆえ、ほんとは高校生は入場できなかったんだけど、どうしても行きたくてチケットを買ってしまった。

 

 

ほんとは入れないのだけど、

何とかねばったら、内緒で裏口から入れてくれた。

 

 

当時のバトルはイカツイ人たちが99%で、

真面目キャラの自分にはこわくてこわくて仕方がなかったけど

目を合わせたら殴られるかもしれないような緊張感、非日常感。

 

真面目で引っ込み思案の自分がそんな現場にいるということが、とても刺激的だった。

 

 

深夜の深い時間。

3時間押しで始まったバトル。

 

パンピーさんが決勝大会でまさかの

1回戦負けしてしまって泣きそうになったり

 

(余談になるが、僕がバトルに初めて出たのはUMB2006東京予選。そこで優勝したのがパンピーさんだった。だからパンピーさんを応援しにCLUB CITTA’に行ったといっても過言ではない。)

 

伝説の "HIDAさん 対 FORKさん" で最高に盛り上がったり、

 

 

決勝で、前回優勝者のカルデラビスタさんがFORKさんに負けた時には、またまた泣きそうになった。

 

 

その日、川崎CLUB CITTA’でのUMB2006を

一緒に観に行ったのが、僕の高校時代の親友の、

加藤くん。

 

彼とは2006年からほぼ毎年、年末にUMBの決勝大会を観に行ってた。

 

 

 

僕は当時、加藤くんにこう言った。

 

 

 

 

「俺もいつか、川崎CLUB CITTA’の大舞台に立つよ」

 

 

加藤くんは僕の言葉をあまり信じていなかったし、

僕も目も当てられないほどRAPが下手だったが、

 

ガラガラのクラブで僕がライブをやるたびに、

加藤くんはいつもいつも応援に駆けつけてくれていた。何年経っても、何年経っても、だ。

 

そのたびに僕は、加藤くんに、

「ありがとう、いつもごめんね」と謝ったが、

 

そのたびに彼は

「構わない、いつかあの大舞台に立つんだろ?」

といって、励ましてくれた。

 

 

 

あれから14年。今年、2020年3月29日。

川崎CLUB CITTA’でのMRJへの出演が決まった

とき、僕は真っ先に加藤くんに報告した。

 

 

「14年かかっちゃったけど、

こんど川崎CLUB CITTA’に立つよ!」

 

 

14年越しの約束。

加藤くんも喜んでくれて、楽しみにしてくれていた。

 

 

この日のMRJは、あの日の加藤くんとの約束を叶えられるはずの日だった。

 

 

14年も待たせた約束を、ようやく果たせる。

 

 

だが、コロナウイルスの影響による、MRJの中止の発表。

 

 

 

加藤くんとの約束を果たせる日は、またも先延ばしとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

悔しい。

 

 

 

 

 

でも、みんな、悔しい。

ブログに書いたらゆうまはみんなより悔しいようにみえるかもしれないが、そんなことはない。

 

 

 

みんなそれぞれ思いがあって、悔しいと思ってる。

 

 

 

 

でもね

 

 

悔しい時だからこそ、あえてこう言おう。

 

 

 

 

 

 

悔しい悔しいといってる暇があったら

 

リリックのひとつでも書いて、

 

RAPの練習でもして、

 

またチャンスをつかめるように頑張ればいいじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

僕は、一度チャンスを逃したぐらいで

成功を逃すようなペニスではないよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加藤くん。

あの日の約束は、必ず果たすよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おちんちん。