2021年を振り返って
ラブアンドペニスとクリトリスペクト
ひらがなでゆうまだぜ!ぺに!
2021年を振り返ると、誰もが感じてる通り、
辛いご時世ではございましたが、
それでもなお、沢山の貴重な機会をいただいたとても実りある年でした。
2021年。
この1年間を振り返らせてください。
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■1月
ゆうま × KOMY 1st EP『生』リリース
KOMYさんのことを知ったのは2018年の12月。
もしも自分が東の「下ネタラッパー」なら、KOMYさんは西のそれにあたるかもしれない。
そればかりかKOMYさんは、僕のペニスではとても太刀打ちできないぐらい表現がエグくて、恐ろしいほどに面白くて、笑って泣けて、さらに音楽のレベルが高い(KOMYさんはご自身のスタジオも運営されており、トラック制作もプロデュースもエンジニアも行なわれている)。
そんなKOMYさんといよいよご対面できたのが2019年夏頃。KOMYさんから「何か一緒にやりましょう」と言ってもらえたのが嬉しかった。
同年10月から1年間、僕が大阪に行くたびに、KOMYさんのスタジオにお邪魔して数曲作り、いよいよ完成したのがこちら。
生 by ゆうま & KOMY - TuneCore Japan
KOMYさん、本当にお世話になりました。
■2月〜4月
新型コロナウイルスの影響で、相次ぐイベントの中止に心を痛めつつも、そんなときだからこそできることがあるだろう、と気持ちを切り替えた。
今年の7月開始予定の「ゆうま15周年イヤー」に向け、準備。あわせて、曲作りや撮影を進めた。
島にアー写を撮りに行ったのも良い思い出。
写真はClover氏が撮ってくれた。
それから、イベント中止が続いていたこともあり、何かできないかなと考えて、YouTubeの生配信を始めた。
見てくれている沢山のペニフレから、多くのコメントをいただき、励まされた。そして、生配信やってなかったら出会えなかったであろう、多くの人と出会えたのが嬉しかった。
投げ銭でいただいたお金は、曲や映像の制作費に使わせてもらっています。ほんとうにほんとうにありがとう。
■5月
MCU(KICK THE CAN CREW)feat. ゆうま
「Uとゆうま」
「1番好きなラッパーは誰ですか?」と聞かれたら、間違いなく、KICK THE CAN CREWのMCUさんと答える。20年前からそうだし、これからもずっとそうだろう。
20年前から何度ライブに足を運んだかわからないし、手に入るCDはほぼ全部持っている。
そんなMCUさんと、まさかまさか、曲を作らせていただくという、夢のような機会をいただいた!
RAPを続けてきて、夢が叶ってしまった瞬間だ。曲は、制作風景を含めて、MCUさんのYouTubeチャンネルで公開されている。
【KICK THE CAN CREW】MCUと【ゆうま】30分でリリック書いてそのままRECした - YouTube
■6月
ゆうま feat. 後藤輝樹「モザイク」
政治家の後藤輝樹さんと曲を作らせていただいた。
後藤輝樹さんというと、数年前の東京都知事選で、「ちんこ主義」を掲げた政権放送の印象が強いかもしれない。
しかし、表現の自由や性に関する政策は、後藤さんの掲げる公約のほんの一部分にすぎず、実際には「強くて優しく面白い国」を作るため、世の中のおかしなところを是正すべく、沢山の政策を掲げられているのだということを勉強させていただいた。
曲作りのほかにも、後藤さんの選挙の演説会にて応援演説をさせていただいたり、政治資金パーティでRAPの授業をさせていだいたりもした。
政治家は引退されるとのことだが、今後も様々な優しくて力強いメッセージを発信されるに違いない。
ゆうま feat. 後藤輝樹「モザイク」【MV】 - YouTube
それから6月は、僕が楽曲提供(RAP作詞)したこちらもリリース。
五反田デリヘル レッドベリル (feat. ゆうま) - 全力マンキン
五反田デリヘル レッドベリル (feat. ゆうま) by 全力マンキン - TuneCore Japan
全力マンキンさんは、全国のいわゆる「風俗店」の感想をコミカルなトークで紹介していく、かなり攻めの姿勢のYouTuberさん。
本当は番組にも出させてもらったのだが、残念ながらBANされてしまったらしい。笑
それでもなお、YouTubeの規定やコンプラギリギリを攻め戦ってる姿がとても格好良く、リスペクトしている。
加えて6月は、戦慄MCバトルの復活も大きかった。
戦慄MCバトルは、戦極MCバトルの前身として、
2007年から2011年頃まで行われていた大会。
僕も2007年から出場していた。
そんな戦慄が、奇しくも僕の活動15周年目に復活するとは、なんだかとても嬉しかった。
S-kainê vs ゆうま/真 戦慄MCBATTLE 序(2021.6.18) - YouTube
■7月
ゆうま15周年イヤー 始動記念ワンマンライブ
今年の2月から計画してきた15周年イヤー。
2月の段階では、「7月ならコロナ落ち着いてるよね、きっと。」みたいな軽い気持ちだったが、実際には当日の1週間前まで緊急事態宣言や蔓延防止措置などがとられており、開催が難しいのではないか、という状況だった。
それでもなお、制限が多少緩和され、感染対策を徹底し、入場者数を絞りながらも、皆さんのおかげで何とか開催できた60分間のワンマンライブ。感謝しかない。
【ゆうま】15周年ワンマンライブ2021年7月10日(Full) - YouTube
ワンマンライブと同時に、新たなEPをリリースした。
そしてワンマン翌日、休む間もなくこちらへ。
さらにこの日の夜は、このままdiscordのMCバトルに出たりと、凄まじい週末だった。
7月の出来事としてもう1つ忘れられないのがこれ。
大阪でのZtoA MC BATTLE。
イベント中止が続くなか、主催者の鮫島さんや皆様の熱い覚悟によって決行されたこのイベント。
こんなご時世にもかかわらず、沢山の費用をかけて東京から僕を呼んでくれたことには、頭が上がらなかった。
ゆうま vs ケツのアブノーマル(ZtoA BIGCAT) - YouTube
RAPではないが、7月はこんな企画にも参加させていただいた。
ポーカー初心者が、世界大会のWSOPを目指して、
まずは全国大会のJOPTに挑戦するYouTube番組。
ポーカーは本当に初心者ながら、本気で勝ちたくて、この時期はワンマンやMCバトルの練習の傍らで、ひたすらポーカーの勉強や練習に打ち込んでいた。
この時期に沢山のことを教えてくださったポーカー関係者の皆様には頭が上がりません。ありがとうございました。
ポーカーは強くないけど、現在は最高の趣味として、日々楽しんでいます。
■8月〜9月
引き続き、15周年イヤーということで、このご時世にもかかわらずら沢山のイベントでゲストライブをやらせていただいた。
全てに触れることはできないながらも(ごめんなさい)印象に残ってるのがこの3つのイベント。
A闘MCBATTLE。主催者のUSUIさんが、司会のトーク中に、なぜ僕をゲストライブに呼んだのかについて、熱い思いを語ってくれたのが心に刺さった。
イベントも最高にあったかくて、MCバトル出場者もお客さんも、目がキラキラしてたのを覚えてる。
ハハノシキュウさん主催のラッパーによる大喜利大会。僕も出場したが、MCバトルとは異なる頭の使い方で、面白かった。大喜利イベントということでお客さんの層もいつもとは違うけれど、一生懸命な眼差しで僕のライブを見届けてくれていたのが嬉しかった。4人でイロモノremixできたのも最高だった。
ナイフレ。15年目の付き合いになるZ.I.O-RAMA兄貴のバースデーイベントで、15周年ライブをやらせてもらったのが感慨深かった。兄貴のことが好きで集まった出演者もお客さんたちもみんな良い人たちだなぁ、と思った。
そして、この月も曲をリリース。
ゆうま feat. 紺野ぶるま「ナゾカケ」
ゆうま vs ケツのアブノーマル(ZtoA BIGCAT) - YouTube
紺野ぶるまさんを知ったのは5年前のフリースタイルダンジョンの収録の時。
収録と収録の間に、(テレビには映らないけど)お笑い芸人さんがコントをする時間があって、そこで紺野さんの「ちんこ謎かけ」を拝見した。
ただの下ネタではなく、ウィットに富んだ、なるほどと思わせられるような技術に感動し、一瞬にしてファンになった。
時は経ち、昨年、フリースタイルティーチャーの収録でご一緒することになり、10試合連続で紺野さんとMCバトルすることがあった。
それ以来、その後の番組でも練習をお供させていただいたり、番組以外でもサイファーさせていただいたりという機会が続いた。
そのたびに「紺野さんと曲をやりたいです」とお伝えしていたのだが、今回、マンを辞して一緒に曲をやらせていただくという夢が叶った。
真夏の炎天下と大雨という不思議な天気のなか、
レコーディングとMV撮影を行った思い出は忘れない。
ナゾカケ (feat. 紺野ぶるま) by ゆうま - TuneCore Japan
■10月〜11月
15周年イヤー企画の第二弾として、「沖縄そばゆんたく」で1日店長をやらせていただいた。10年以上前の僕が無名の頃から、僕にライブをやらせてくれていた、僕の地元、川崎の大切なお店。
それから、3年ぶりのUMB参戦。
実はUMBは、僕は3年前に引退したつもりだった。
でも、今年は15周年イヤー。
2006年11月に初めてマイクを握った場所がUMB東京予選。
出ないわけにはいかないな、と思った。
そして、このタイミングで曲をリリース。
15周年/ゆうま feat. MC正社員
この15年間を振り返るような楽曲。10年以上の戦極のMC正社員さんに、参加していただいた。時に厳しく、そして優しく、僕に叱咤激励と沢山のチャンスをくれた正社員さん。ありがとうございます。
15周年 (feat. MC正社員) by ゆうま - TuneCore Japan
その後UMB横浜予選にも参加。サイプレス上野さんとバトルできたのはとても嬉しかった。
KOK東京予選にも初参加。
UMBもKOKも途中で負けてしまったけど...。
晋平太さん主催の32人のMCバトル
「RAPやろうぜ!」では1年ぶりの優勝。
地元の川崎のチッタで気合入った!
優勝記念に、地元の川崎で撮影したこのMVを公開。
【新曲MV】ゆうま/アマペニス part.4 - YouTube
それから、ゆうま15周年イヤー企画の第3弾!
ゆうまーるBP復活祭MCバトル。
ゆうまーるBPは6年前に、10年間バトルで優勝のなかった僕が、優勝を目指して作った練習会イベント。
コロナ禍でしばらく開催ができなかったが、今回、2年ぶりに開催。
2回のトーナメントのほか、ゆうま16人組手を行ったのだが、当日急遽、まさかの晋平太さんがいらして、対戦させていただくというサプライズが。
(写真はBATAI @BATAI419 が撮ってくれた)
最高に気合入りました、ありがとうございました。
晋平太さんの番組にも出演させていただいた。
【ペニペニ兄弟!?】ラッパーゆうまが現在のスタイルになった理由とは - YouTube
■12月
Frontier MC Battle
ツイキャスでのMCバトルということで、出場する前は勝手がよくわかっていなかったのだが、主催者のMC時雨氏の熱い思いが溢れていることだけは確かだった。
そして、出場してみてわかったことは、オンラインだからこそ、普段ならなかなか直接会うことができない全国各地のラッパーたちと、RAPができる良い機会だということだ。
有難いことに、この日は優勝させていただいた。
そして、いよいよ迎えたのが...
1年ぶりの凱旋MCバトル出場。場所は仙台PIT。
対戦相手は事前に発表されていた通り、
呂布カルマ氏。
このご時世に、交通費や宿泊費などの高い予算を支払って、僕を仙台という遠方まで呼んでくれた凱旋。
ここまでしていただいて、クソな試合をするわけにはいかない。1ヶ月前から相当な練習と準備を重ね、本番を迎えた。
結果としては負けてしまったけど、全力を出し切れたと思う。
呂布000カルマ vs ゆうま / 凱旋MC battle PIT TOUR ”仙台” - YouTube
仙台から帰って、休むまもなく、またMCバトル。
先日に続いてまた16人(17人)組手。
結果は13勝。まだまだだな。
それから12月は、僕が楽曲提供(RAP作詞)した、浅葉爽香の作品''F tha P(2021)"もリリースされた。
意地悪なほどテクニカルで難しいRAPを書いたのに、浅葉爽香は完璧なクオリティで歌ってくれたし(何度も何度もレコーディングをしてそのたびに精度を上げてくれた)、さらに素晴らしいMVでこの作品を発表してくれた。感謝。
無修正ポルノ by 浅葉爽香 - TuneCore Japan
そして今年を締め括る大きな出来事としては、こちら。
【ゆうま始動】新OP見て思わずアレが出た。 - YouTube
YouTube番組始めました!!!!!
きっかけは、晋平太さんのMCバトルで優勝した後、
ラッパーのESEHIROくんに、物凄い情熱と真剣な眼差しで、「YouTubeやりましょうよ!!!」と口説かれたこと。
毎週、金土日の20:00に更新していきます。
それからこちらのYouTuberさんともコラボさせていただいた。
【放送事故】ゆうまさんの自宅に突撃訪問したらとんでもない物が出てきましたwww【ドッキリ】 - YouTube
かんたのなんだかんださん。
出会う前から僕の「60秒紹介」の動画を投稿してくれていたりと、感謝。
今回、コラボのお誘いをいただいてとても嬉しかった。
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以上、2021年を振り返ってみた。
このご時世にもかかわらず、こんなに沢山のイベントに呼んでいただき、愛してやまない沢山の人たちとコラボさせていただいたことに、感謝しかない。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。
MCUさんとの曲作りができたことをはじめ、
夢が叶った、嬉しい、と飛び上がりたいほど嬉しい反面、「夢が叶ってしまった」というネガティブな思いもある。
夢を叶えたくてここまで続けてきたのだが、
夢が叶ってしまったことによって、続ける理由が
1つ減ってしまうからだ。
とはいえ、まだまだ叶えたい夢が沢山ある。
来年、2022年は、まだ叶っていない夢のうち、いくつの夢を叶えられるだろうか。
挑戦したい。
そして、いつもそんな挑戦を見守ってくださる皆様に、感謝しかありません。
本年は大変お世話になりました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
ゆうま
追記:
支えていただいた全員の名前を挙げることはできず、申し訳ないのですが、あえて数名。
DJ HYO-Eなしに最高のライブはできなかった。
アブロニカさんのトラックなしに良い曲はできなかった。
彩-xi-くんのレコーディングとMIXは、イロモノと言われる僕の曲を、さらに彩りあるものにしてくれました。
NAOTO IFUJI監督のMVのお陰で、曲の世界観をさらに広げることができました。
そして、15周年イヤーを思い切り支えてくれているのが、ゆうまーるBPの仲間たち。
本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。